Hさんが休日を利用して大掃除に奮闘中。職員も要所要所で手を貸すことはありますが、Hさんはやる気満々です!
仲池上
住宅と福祉の連携について考える研修の報告の一つに緊急連絡先サービスの取り組みがありました。高齢者、障がい者、ひとり親世帯、所得の少ない方、生活保護受給者、外国の方、日常生活に不安のある方などを対象としています。グループホームでも、いざ契約となったときに求められてもなり手がいない利用者様のケースがあり、とても興味深く拝聴しました。
認定NPO法人市民福祉団体全国協議会の大田支部では、緊急連絡先サービスをたんに事務的にこなしているわけではなく、困りごとの相談などきめ細かな対応をされていることがお話しぶりから伝わり、大田区の福祉資源の豊かさを再確認しました。
昨日は「令和5年度 複合課題対応研修 住宅と福祉の連携について考える」に参加しました。大田区居住支援協議会と大田区福祉人材育成・交流センターの合同企画で、場所は蒲田のアプリコで行なわれました。
「住宅確保要配慮者へのチーム支援」をテーマに、高齢者や障がい者などの入居にハードルがある問題について、家主や不動産業者などが抱えている不安や課題を共有し、多機関・多職種の福祉従事者が集まり考えを深める場となりました。
大田区の居住支援施策の紹介、居住支援法人の取り組み、特に緊急連絡先代行サービスの区内の実例、そして不動産業者による高齢者の家探しのポイントについての講義など盛りだくさんで、最後にグループワークもありました。グループホームにとっていずれも関連性の高い情報であり、とても興味深い内容でした。
弊社では東京23区内に4つのグループホームがあります。羽田、仲池上、西糀谷、そして柴又と。これらをひとつのエリアとし、2ヶ月に一度職員が集まり会議をしています。ふだんは各々のホームの責任者として業務を担っていますが、ともすると孤立しがちなところもあります。このように定期的に同じ立場の者同士が集まって意見交換をするのは、予想以上に意義のあることだとつくづく感じました。まったく知らない情報を聞けたり、ハッとするような考え方が勉強になったりと。
レインボーズアパートメント仲池上から呑川沿いを歩いて10分弱のところにノミガワスタジオというギャラリー&イベントスペースがあります。先日ここで開かれたイベントに参加しました。
関東大震災から100年ということで各地で関連イベントがありますが、9月に蒲田図書館で開催された「関東大震災100年 当時の蒲田 羽田 大森」という講演がありました。今回はその講師の方をお招きして、さらに踏み込んだ調査の経緯なども話されました。
当時の人々の生活、政治、さらには液状化のある地盤とそうでない地盤の相違など話題は多岐にわたり興味が尽きませんでした。一口に大田区といっても面積は広く、その文化も異なるということが強く印象に残りました。