レインボースターは、東京都大田区、蒲田駅前にある、主に中学生・高校生を対象とした放課後等デイサービスです。特別支援学級指導から生み出された、人間力を磨きヤル気を引き出す療育です。大人になって就労できるよう、学習支援から体験学習まで、自立に向けて独自のプログラムでお子様を支援します。見学、無料体験を随時開催しています。
革工芸では皮に模様をつけるために刻印棒(こくいんぼう)という金属の道具を使います。長さは10cm程で先端にシンプルな図形が刻まれているものです。棒を片手で押さえて、上から木槌で叩いて、皮に印をつけます。
単純な作業に思えますが、やり直しができないので、細心の注意が必要です。
まず印の向きです。刻印が対称的でない図形の場合は、デザインに合うように棒の向きを合わせる必要があります。
次に刻印の濃淡。刻印棒を皮に垂直に当てて、均等な力で叩かないと、図形の印影に濃淡ができてしまいます。棒の押さえ方や木槌の持ち方、力加減、当てる角度、体の姿勢も影響します。
印と印の間隔も考えて打たなければなりません。例えばコースターでは刻印が外周に沿うように均等の間隔で打って行くのですが、これがなかなか難しいのです。刻印のラインが波打ったり、刻印どうし重なったり・・・失敗はよくあります。
刻印は、左手と左手を同時に使うだけでなく集中力が必要な作業です。協調運動が苦手な子どもたちも革工芸を通して「力加減」や「指先の感覚」が養われます。集中力もついてきます。革工芸には「縫い」や「塗り」の工程もあり、たくさんの療育効果があります。
革工芸の魅力のひとつは手作りの良さでしょうか。他の人と同じ物をつくっても違いが出ます。パスケースや財布など実用的な作品を作って自分で使っている利用者もいます。長く使っていると手の油が染みて色合いも変わってきます。これも革の魅力ですね。土曜日の革工芸を楽しみに通ってくる利用者は多いです。社会人になっても続けている卒業生もいます。
レインボースターで革工芸を経験して生涯の趣味にしてみませんか?
2023年の年末にカラオケで歌い納めを行なったばかりでしたが、レインボースター2024年のイベントも カラオケ大会で幕を開けました。昨年からカラオケの曲入れやジュース運びは子ども達の係となり、歌わないメンバーも役割を得て参加意識が高まったようです。
曲の方は「YOASOBI」や「新しい学校のリーダーズ」など今流行りのグループの曲もあれば、アニメソングや懐かしい曲もあり、「マツケンサンバ」にはやっと分かる曲があったと"ほっと"させられました。好評なので春休みにも企画予定です。ふるってご参加ください。
新谷コーチを迎えての本格的な卓球教室は2019年7月に始まりました。今年で4年になります。
卓球が初めてというメンバーも多いのですが、ラケットにボールを当てるところから始めた子供たちも今では本当に上手になっています。レインボーで卓球が好きになって学校の卓球部に入る子もいます。
写真:左右に動いてのフォア打ち練習
卓球のメリットについて調べてみました。
①基礎体力 「小さな子どもでも無理なく続けられる卓球は、体力的に負荷がかかるトレーニングを繰り返さなくても、楽しんで続けているうちにいつの間にか基礎体力を上げられるスポーツです。」
②動体視力・反射神経 「ラリーが続く卓球はボールを目で追いながら、どのように打ち返すかを瞬時に判断して行動することが常に求められます。 そのため、脳が活発に働いて活性化します。球のスピードが速いため、動体視力や反射神経といったものが鍛えられ、俊敏性が養われます。」
③集中力・判断力 「試合展開や球の回転などを考えながらプレーを行う必要もあるので、集中力や判断力の向上も期待できます。」
④コミュニケーション力・社会性 「相手と付かず離れずのちょうど良い距離感なので、対面と比べて緊張感が緩和しますし、言葉を交わさなくてもコミュニケーションが取れます。 次第に嬉しい、楽しいなどの感情が表出し、意欲が高まってきます。また試合や対外練習などを通して礼儀やマナーを学べます。」
写真:スマッシュ練習
卓球教室に参加しているメンバーの成長を見ていると、これらのメリットが実感できます。
継続は力ですね。興味のある方は体験で良いのでぜひ一度参加してみてください。卓球は楽しいですよ!