今日は月1回の職員会議が開催されました。グループホームの世話人の仕事は基本的に1人職場のため、顔を合わせて情報を共有する貴重な機会となっています。試験的に利用を始めている支援ソフトの使い方について、担当者からの説明に真剣な表情で聞き入っています。
仲池上
先週末、利用者が急な入院をされました。救急搬送され、その後転院した荏原病院へ面会にいってきました。院内で車椅子での移動を補助させていただきました。これから長いリハビリが始まります。じっくりがんばっていただきたいです。
秋は様々なイベントが行われます。今年はコロナも落ち着き自粛から再開されるイベントが多いようです。何人かの利用者の通所先の就労支援事業所でも宿泊行事が予定されています。利者様はそのお知らせを手にしながら職員に説明してくださります。やはり楽しいことをワクワクして待つときの表情はなんともいえずいいい顔をしています。
夜勤職員は朝9時まで仕事をして退勤します。2階勤務のTさんもいつものように管理者に申し送りを済ませ、9時過ぎに帰りました。管理者が2階の鍵を確認したところ見当たりません。さては、、、と思い、Tさんに電話したところ、「自宅までたどり着いたところで、2階の鍵を持ってきてしまったことに気づいた、今から持っていく」と苦笑い。
しばらくしてTさんが仲池上まで自転車に乗って鍵を返しにきました。「帰宅してこれでビールが飲めると思ったのに」というので、「汗をかいたからいつも以上にビールが美味しくなりますね」と返すと、「余計なお世話だ(-_-;)」と言って帰っていきました。グループホームあるあるの一コマです。
「職員が辞めずに生き生きと働く職場のリーダーになる秘訣」という研修に参加してきました。大田区福祉人材・交流センター主催、場所は池上会館で行われました。講師は一般社団法人日本新人育成トレーナー協会代表理事の青木真穂さん。元ワタミ社員という経歴で、福祉系の研修の講師としては、民間の発想を取り入れたユニークな内容でした。
前半ではグループワークを通し、あるべき組織を考えました。リーダーに仕事量が偏ることが多い現状に対し、信頼関係に基づいたチームワークをつくり、対話型で解決策を考えていくことがポイントでした。
後半は1on1、上司と部下による1対1のミーティングの有効性が説明された後、コーチングのワークが行われました。コーチングとは、「答えは本人の中にある」という考えを基本としており、コーチが外から答えを教えないのが特徴です。質問する際に、「なぜ」「どうして」とするより「どうやったら」「何をしたら」とした方が、質問された側はよい印象を受けるというのは、実際試してみて実感しました。
ちょっとした声かけの違いだけで、その人の潜在能力が引き出され、その総体が職場を風通しよいものに変えていく。そのような新しい風を感じることができました。