書道を通じて学べること

毎月第二日曜日は、書道教室!

<目時 白珠 先生より>

「書道」は、字を美しく書くことだけが目的ではなく、精神修養の要素も多く含まれています。授業では、「正しい姿勢で丁寧に書くこと」「お手本を正しく見ること」を重点的に指導しております。

紙をしっかり見て、筆を正しい位置・角度で紙に置き、バランスの良い文字を書くためには、正しい姿勢で書くことが大切です。

また、お手本を正しく見ることを通して、観察力を養うことができます。線の太さ、線の長さ、空間の取り方、墨の量など、多くのことに気を配りながら、ゆっくりと筆を運びますので、作品を1枚仕上げるだけでも相当な集中力が必要です。

「書道」を通じて学べることは沢山ありますが、毛筆で大きく字を書いて字形が把握できると、授業などでノートに書く小さい字の形も整って来るようになります。また、物事に丁寧に取り組む、集中力が身に付く、生活に落ち着きが出るなど、日常生活での変化を感じられることもあるかもしれません。

120分の授業の間、集中力を切らさずに書くことは、大人でも大変なことですが、生徒達は頑張って取り組んでいます。満足行く作品を書き上げた時の達成感や楽しさも味わえるように、また、将来社会に出た時に、趣味や特技として「書道」が挙げられるように、今後も指導してまいります。