今回は、本事業所で就労をしたBさんのお話をしたいと思います。
Bさんは、レインボーワークスで初めての利用者様でした。初日は、緊張のあまりなかなか部屋に入れずにいたり、挨拶や報連相もなかなかできずにいました。
しかし、どんなことも真面目に取り組む姿勢があり、出来たときには本当に嬉しそうな笑顔を見せていました。そんな様子を見てレインボーワークスの支援は、「経験を積み、できた!という感覚を積み上げてもらう」ことだと思いました。どんなに小さなことでも「できたね!」という言葉をかけ、本人に達成感を得てもらい自己肯定感を育てていきました。
そうするうちに、「次はどうしますか?」「○○さん手伝います。」といった自発的な発言や行動が増えていきました。自分に自信を得ることで前向きになれ、積極的に仕事に係るようになっていきました。
就労に向けた実習も今までのBさんではなく、積極的に仕事をしている姿が企業様に好印象を与え、コミュニケーションや会話面で課題はあるが、これからのBさんの成長をみていきたい!と評価をもらい、内定を頂きました。
どんなに能力が高くても、話せても就労することは難しいです。
大切なのは、自分に自信があるかないかで大きく変わります。そして、どんな時も感謝の気持ちを持っている人です。
少しずつ自信をつけ、たくさんの経験をレインボーワークスでしたことで、見事就労を決めたBさんのエピソードでした。