④の記事はこちらから。
仕上げは、封入・計量(検品)・とじ・数チェックです。
前回セットした束をOPP袋に入れて重さをはかります。
重さに問題がなければ、袋をとじて発送できるよう箱詰めしますが、
規定の重量と違う場合は「重い」「軽い」の二つに分けて検品します。
「重い」場合は、重複している印刷物を探して取り除き、
「軽い」場合は、抜けている印刷物を見つけて足す必要があります。
この二つに分ける意味は、検品担当者の省力化です。
重複を探す作業は、手が空いた人に依頼するものとして切り出し、
主の担当者が「抜けの補充」など時間を要する作業に専念できるようにしています。
このように細分化をすることで「これはできそう」という見通しも期待できます。
DMの作業は、立ったり座ったり、動きがあったりなかったり、
色々な作業が組み合わさって完成まで至ります。
その中で得意不得意を見つけ、働きやすくなる方法を考える、実践する。
これが受注作業の訓練の良いところです。
さて、写真の通りDMは完成しました。
6月DM作業の記事はこれが最終回です。
作業の見学や体験などはお気軽にお問い合わせください。