レインボースターの生徒さんが作業体験に来ました。
この作業体験を通じて、中高生に実践していただきたいことは、
「わからないことは、職員に聞いて解決する」です。
学校にいる間は、先生や保護者が察してくれることも多くありますが、
卒業後、これからの人生において、自ら発信する能力はとても大切です。
そんなことも含め、作業説明をしたのちメンターにバトンタッチしました。
(この体験では、レインボーワークスの利用者さんがメンターです)
[写真]
今回の作業はレディース服を対象とした値札をつける作業で、
デザインに個体差が大きく、特に初めての方には少し難しい場面もありました。
例えば、ある生徒さんが、複雑なデザインの服を前後どちらが正しいか迷ってしまい、
「どこに値札を付けるんだろう?」と困惑している様子でした。
それでも、その方は「この服はどうすればいいですか?」と質問できました。
メンターが「これは中のタグが左だから、こっちが前」と丁寧に説明すると、
理解できた様子でうなづき、無事に作業を進めることができました。
その後も、服の掛け方に戸惑う場面が見られましたが、
メンターのサポートで皆さん徐々に慣れ、自分のペースで作業をこなしていました。
メンターにとっても、教わる側から教える側になる貴重な体験となり、
伝え方や考え方など他者の理解が深まる機会となりました。