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印刷の工程は半分程度おわりました。
締切が近い仕事の合間を見て順次進めてくれています。
出来ているものは次の工程へ。
今回は折り作業です。
角をそろえ、紙の中央を押さえ、端に向かって指を滑らせる。
一見、単純な二つ折りですが、
仕事として取り組むと、これがなかなか奥深いです。
一度に５枚以上折ることができる人もいますが、それは慣れてからのこと。
お客様の手に渡ることを意識して、一枚ずつ丁寧に折ります。
仕上がりや精度には、得意不得意が関わりますが、
角を見やすくするために色紙を下敷きにしたり、
集中を維持するために100枚ごとに作業の区切りをつけたり、
自分が働きやすい方法や条件など考えながら作業しています。
考え、振り返り、新たな発見。
単純な作業の中に、このようなサイクルがあります。
そして、「座り作業は飽きるけど、立って作業するなら大丈夫」という風に、
苦手な事とその対処法を自身が理解できていると、
一般就労の可能性は高くなります。
今回の折り作業はＡ３の用紙でした。
Ａ４の印刷物に関しては、同時に次の作業が進行しています。
次の工程はまた次回、お楽しみに。