知的障害 発達障害 シェアハウス

入居募集 空室

レインボーズアパートメントは、東京都や千葉県にある障害者のための介護包括型グループホーム(共同生活援助)です。利用期限のない滞在型で運営をしています。知的障害・発達障害・精神障害でシェアハウス型の賃貸住宅をお探しの方のために、個室と共有スペースからなる住宅をご提供し、ひとり暮らしへのはじめの一歩を支援しています。障害を抱えた方が自立した社会生活を送ることが出来るように、生活から就労まで支援を行っています。夜間スタッフ常駐、全室個室となっており、栄養が整った朝夕食を提供しています。随時内覧可能、お気軽にご相談ください!

今日は月一回の訪問看護の日。各利用者に受診していただいています。

日中活動先から帰所したFさんの順番が最後になりました。ここで問題が生じます。Fさんは大の相撲好き。ちょうどいい取り組みのタイミングです。Fさんの居室のドア越しに声をかけると、案の定「相撲見てるんだよ!」と拒否の声が返ってきました。

それでも少し待っていると居室から現れたFさん。結局素直に受診してくださりました。終わってから看護師からは「Fさんは優しいんですね」と感想の言葉がありました。このパターンもお約束になりつつあります^^

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東京くらし防災

先日『東京くらし防災 改訂版2023』が届けられました。東京都が発行している防災についてのハンドブックです。過去の版同様読みやすいデザインで最新のトピックも更新され、クオリティーの高い内容です。今回は「多様な人びとに」というチャプターが設けられ、障がい者に対する配慮が記されたページが目につきました。

昨日は東日本大震災のメモリアルデイでした。能登半島地震も記憶に新しく、災害への関心が高まります。グループホームでもいざという時に備えて業務継続計画(BCP)を策定中です。

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Fさんの居室のテレビが故障してしまいました。かなり古いものだったので寿命かもしれません。テレビが大好きなFさんにとってはかなりの痛手。リビングのテレビにかじりつき、夕方の『相棒』再放送に見入っています。早くご家族様に新しいテレビを買ってもらえるといいですね。

 先日、「レインボーアパートメント柴又」の1人の世話人宛で、「障害者グループホーム従事者基礎研修」の受講修了書が当ホームの郵便受けに舞い込みました。東京都の委託会社が令和5年11月に催した「障害者グループホームの人材育成支援事業」のオンライン研修の修了書が郵送されてきたのです。

 この研修の主軸に据えられていたのは「障害者虐待の防止」です。平成24年10月1日に施行された障害者虐待防止法の要諦は次の5項目。それらのいずれかに該当する行為が障害者虐待とみなされるとされています。

①身体的虐待......障害者の体に外傷が生じる、もしくは外傷が生じる恐れのある暴行を加える。または、正当な理由なく、障害者の身体を拘束する。

②性的虐待......障害者にわいせつな行為をする。または、障害者にわいせつな行為をさせる。

③心理的虐待......障害者に対する「著しい暴言・著しく拒絶的な対応・不当な差別的言動」、その他、障害者に「著しい心理的外傷を与える言動」を行う。

④ネグレクト(放棄・放置)......障害者を衰弱させるような「著しい減食・長時間の放置」、その他、障害者を擁護すべき職務上の義務を怠るなど。

⑤経済的虐待......障害者の財産を不当に処分する。障害者から不当に財産上の利益を得る。

 もちろん、私たち障害者施設従事者は、これらの5項目を胸に留めて業務に勤しんでいます。ただ、心の隅に綴っておきたいのは、いや綴っておかなくてはいけないのは、障害者虐待防止法に触れなくても、「良かれと思って行った行為が障害者を深く傷付けるケースもある」ということです。

 たとえば、利用者さんとの精神的距離を縮めようとあだ名を付けて呼んだり、利用者さんの出費を抑えようと希望よりも低価格の商品購入を強引に勧めたり......。

 悪意を持って行う虐待は言語道断ですが、悪意が皆無でも、さらに言えば善意に満ちていても、利用者さんを傷付ける行為は回避しなくてはいけません。「レインボーズアパートメント柴又」では、スタッフ一同、利用者さん一人ひとりの心情を推し量った「行動・言動・態度」で自立をサポートし続けていきたいと考えています。

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同性介助

令和6年度障害福祉サービス等報酬改定が発表されました。様々な更新内容があるなかで、本人の意向を踏まえたサービス提供(同性介助)に注目しています。つまり、利用者が望むべく同じ性の職員が介助を行うべしという意味です。

レインボーズアパートメント仲池上ではこれまで可能な限り、女性利用者に対しては女性職員が対応する体制に努めてきました。今後は、より徹底してその体制を確保することが求められます。

人材の確保は、とりわけ福祉業界は容易ではない現実があります。その中で最大限の努力をしようと思います。

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