先日『東京くらし防災 改訂版2023』が届けられました。東京都が発行している防災についてのハンドブックです。過去の版同様読みやすいデザインで最新のトピックも更新され、クオリティーの高い内容です。今回は「多様な人びとに」というチャプターが設けられ、障害者に対する配慮が記されたページが目につきました。
昨日は東日本大震災のメモリアルデイでした。能登半島地震も記憶に新しく、災害への関心が高まります。グループホームでもいざという時に備えて業務継続計画(BCP)を策定中です。
お問い合わせFさんの居室のテレビが故障してしまいました。かなり古いものだったので寿命かもしれません。テレビが大好きなFさんにとってはかなりの痛手。リビングのテレビにかじりつき、夕方の『相棒』再放送に見入っています。早くご家族様に新しいテレビを買ってもらえるといいですね。
長い期間入院していたKさんが昨日退院しレインボーズアパートメント仲池上に戻ってきました。入院中に比べて、ご自分の家に戻ってきた安堵感からか表情も晴れやかです。まずは退院おめでとうございます!
昨日は月1回の職員会議を開き、その時間を利用して虐待防止研修を開催しました。令和5年度東京都障害者虐待防止・権利擁護研修(障害者福祉施設等職員コース)の講義動画のうち、「性的虐待の防止と対策」「身体拘束・行動制限の廃止と支援の質の向上」「通報の意義と通報後の対応」を勤務時間に全職員が視聴後、参加者でディスカッションをしました(欠席者は報告書を提出)。
初めに一人ひとり気づいた点を挙げてもらうと、性的虐待についての関心が高かったため、さらに議論を深めました。
「仲池上では無いがニュースなどで目にすることがあり、本人が言えないところが起きやすい要因か?」
「虐待そのものがあることが信じられない。仲池上では無いと確信している」
「加害者はカウンセリングのスキルが高く利用者を手なずけることに長けている。利用者との依存関係をつくるなど巧妙」
「体験中のSさん(女性・視覚障害者)の事例。外出同行で女性の職員はSさんの腕に手を据えて問題ないが、男性職員の場合、それだと能動性が出てしまうと第三者にはみなされ、能動性が加害性に発展する可能性もあり、Sさんから腕に触れてもらうようにと指示を出した」
「そもそも障害者の性の問題は公に議論しにくい歴史があり、性への関心を認めたがらない親もいるなど社会の無理解もある。障害者が性に関心を持つことは普通のこと。日々の支援で「これは虐待?」と疑問を持ち会議などで問題提起するのは意義がある」
などなど活発なディスカッションとなりました。
「最近Kさんの血圧が高いのが気になる」と世話人のTさんから報告を受けました。「表にしてご家族様からかかりつけ医にお見せしていただいてはどうでしょう」と、そばで聞いていた世話人のAさんから提案されました。
さっそく実行し毎日の測定結果を表にして、ご家族様にご説明させていただきました。ご家族様も週末にかかりつけ医を予約し、測定データを先生に見せて説明してくださいました。表までつくってくれたことへの謝意がつづられたお手紙を後日いただきました。
このように利用者様の支援は、ご家族様、医療機関、そしてグループホームとそれぞれが役割を分担し連携しています。世話人のちょっとした気づきと報告があってこその支援内容でした。